観光庁は3月6日、「令和7年度 MICE施設の受入環境整備事業」の公募を開始した。
世界有数の「MICE開催国」の実現に向け、日本の各都市によるMICE誘致の国際競争力強化を図ることを目的とし、MICE施設における受入環境整備に要する経費の一部を国が補助する。
補助対象事業者はICCA基準を満たす国際会議の誘致・開催実績のある会議場施設等の所有者や運営管理者。補助対象事業はオンライン併用開催に対応するためのネットワーク環境の整備、サステナビリティへの対応、映像配信機能の強化、国際会議に対応した設備機能の強化、施設による国際MICE向けプロモーション環境整備など。対象経費の2分の1以内で上限2000万円を補助する。
また、同日より「令和7年度 コンベンションビューロー等のMICE誘致体制強化事業」の公募も開始した。公募期間はいずれも4月3日まで。3月13日にはオンラインでの事業説明会も予定している。