
ユアサ商事(東京都千代田区、代表取締役社長:田村 博之)は、海外で初のプライベート展示会となる「YUASA Grand fair in Thailand」を2月5日~7日の3日間、タイ・バンコクのBITEC(バンコク国際貿易展示場)で実施した。
同フェアには開会式に大鷹正人駐タイ日本国特命全権大使をはじめ、多くのタイ関係者、出展メーカーの代表者が出席した。
展示会場では「日本の文化とタイの文化を“つなぐ”」をテーマに掲げ、「ものづくり」「すまいづくり」「環境づくり」「まちづくり」及び「テーマゾーン」の各エリアに、業界を代表する日本のメーカー206社が出展。最新技術や機器のご紹介を通じて、タイにおける社会課題の解決に向けたソリューションを提案した。
会場内に設けたオープンセミナー会場では「カーボンニュートラル動向とタイ東部の都市間連携事業」「生成AIの活用とこれからのビジネス展開」「近接覚センサーが変えるアジアのものづくり」など、様々な課題解決のための講演が行われ、同時通訳を介し、現地から大勢が参加。「JAPAN FOOD ZONE」では日本文化紹介の一環として、ソースカツ丼や焼きそばなどの日本食を提供するエリアを設置。行列ができるほどの好評ぶりとなった。
展示会には目標の5000人を上回る6111人が来場し、2600件以上の商談が発生。多くの新規顧客との接点を創出し、タイ市場における更なる事業拡大の足掛かりを築くこととなった。
同社は今回の結果を機に、今後も南アジアブロックを中心とした海外事業を強化し、総合力の発揮を目指していく。