電子計測器の研究開発や製造販売の事業を展開するリーダー電子は、4月23日から25日にパシフィコ横浜で開催の「OPIE ’25」に出展し、MTF(レンズの性能を評価する指標)測定ソフトウェア「SFR-Fit」をPRした。
大きな歪みのある画像や、非線形処理をした画像も正確に測定し、魚眼カメラや超広角カメラの画像の歪みにも対応する。またカメラの性能だけでなく、カメラと電子モニターを含めたカメラモニターシステム(CMS)の数値も評価する。
「SFR-Fit CMS」は車載カメラ向けアプリケーションで、電子ミラーをはじめカメラモニタシステム解像度の測定が高精度で行える。採用している測定方法は画像のノイズに強いため、ディスプレイの画素構造に影響されず安定した測定が可能となっている。
出展担当者は「製品の技術は防犯や医療といった幅広い分野で使用されているが、特に近年はドライブレコーダーの需要の高まりとともに、車載カメラ向けのソリューションに注目が集まっている」と話す。