田辺市長「静岡市を、出会いのプロデューサーに」~東京で初の交流会開催

静岡市は、12月19日、東京・千代田区の都市センターホテルで「第1回静岡市交流会in東京~シズオカ・ナイト~」を開催した。

都内での交流会開催は初めてのこと。首都圏在住の同市出身者をはじめ、行政、経済関係者ら約330人が集まり、地酒と地元食材が振る舞われた。

交流会開催の目的について、田辺信宏 静岡市長は挨拶のなかで出身者間のきずなを強めるとともに、人脈を生かした同市の情報発信力強化を図ることとし、「静岡市を、出会いのプロデューサーに」と力強いメッセージをおくった。

会場では、静岡おでんや清水もつカレー、桜えびのかき揚げ、清水港まぐろのにぎり寿司など特産品コーナーが人気だったほか、用意されたメニューやテーブルを飾った花にはすべて静岡市のものが使用されるなど、静岡づくしのもてなしとなった。

静岡市は、都市ビジョン10の政策のなかで「戦略的なMICEの推進」を掲げており、交流会の会場では食以外にも、シティプロモーションの柱となっているプラモデルメーカーのタミヤ、今年9月にリニューアルオープンし、来年1月には「第24回国連軍縮会議 in 静岡」の開催地となる日本平ホテルなどが展示コーナーを設け、市の国際的な誘致力もPRした。