韓国の小売業は、GDPの7.5%を占め製造業に次ぐ大きさとなっている成長市場だ。その韓国で、「K Shop Fair 2013」が初開催される。店舗数は90万、店舗面積は1億2500万㎡の流通店舗産業を抱える韓国へ、また中国・アジア圏への市場開拓の足がかりとなる展示会となりそうだ。
会期は4月4日から7日までの4日間、会場はKINTEX。詳細はウェブサイト(www.kshopfiar.com)まで。
これまで、韓国では店舗関連商品全般をカバーする展示会はなく、成長著しい市場動向を背景に、韓国初のワンストップ店舗総合展示会として開催に至ったもの。集客の相乗効果を見込める「ソウルモーターショウ」(会期:3月29日~4月7日/来場予定:100万人)との同時開催となる。
ちなみに、「K Shop Fair 2013」は、「インテリア ハウジングフェア」を23年にわたり開催してきた展示会運営会社イサンネットワークとKINTEXの共催。KINTEX では、中央、地方政府資本(知識経済部、京畿道、高陽市)の会社としての強みを活かし、世界79か国、114の海外事務所をもつKOTRA(大韓貿易投資振興公社)の海外ネットワークを通じてアジアマーケットの主要な企業、オピニオンリーダーを招請するなど、中国・中東などアジア諸国からの出展者、バイヤーを集めている。
日本企業に対しても、出展受付の代理店(イベント&コンベンションハウス:◆03-3831-2601)を日本に置いているほか、KINTEX内に日本担当者(◆+82-31-995-7346)が対応するなどして体制を整えている。会期まで1か月強に迫った現在も、出展は募集中だ。「日本のように長い準備期間をもって進めるビジネススタイルと違い、韓国では直近まで対応しています」とK Shop Fair2013事務局日本担当・内野さんは話す。出展料金は、スペースのみ2,000USD・基本ブース2,400USD。