O2Oマーケ、スマホECなどマーケティングのトレンドを押さえる

「20年ほど前、マーケティングのツールは広告・ポスターなどアナログが主流でした。でも、いまはテレビコマーシャルと連動したwebサイト構築やSNS活用といった統一キャンペーンへと進化し、従来のスキルとテクノロジーはどんどん拡大してきています」

東京で第1回目となる「マーケティング・テクノロジー・フェア 2013 in 東京」の初日、主催するUBMジャパン代表のクリストファー・イブ氏は、初開催の盛況ぶりに安堵と歓びの表情で、今回集結した出展者についてこう紹介する。

「マーケティング・テクノロジーフェア」は、グローバルに展開している展示会で、英国、インド、中国では「TFM&A(TECHNOLOGY FOR MARKETING & ADVERTISING)」の名称で、トレンドを発信しているもの。ソーシャルメディアをはじめとした話題のデジタルからデータベース、CRMからダイレクトマーケティングなど、企業のマーケティング活動を支援するさまざまな最新のマーケティングソリューションやサービスを紹介している。また、ユーザー事例の紹介を通じ、先進的なマーケティング手法が学べるセミナーなどの充実が特徴だ。日本での開催は、昨年大阪でコールセンター・通販関連の展示会と併催したが、今回の東京が本格的なスタートとなる。

「UBMグループは、ジュエリーや食品、医薬品から海事まで、さまざまな産業分野の展示会を主催・運営してきました。どんな業界でも展示会には出展者が選りすぐった最先端のものが展示されますが、『マーケティング・テクノロジー・フェア』は、産業自体の特性から、最新のなかでもその先をいく技術やノウハウが凝縮され、来場するひとも次はどうなんだ、とアドバンテージを求めて探している。だから、ここにいると相互のパワーを感じます」と言うと、会場から事務局まで届いてくるさざめきに耳をすまし、にこりと笑った。

展示会ビジネスに携わって約20年というイブ氏は、ヒトが進化し成長し続けようとする最先端、そのライン上に立っている感覚が展示会の魅力と感じるとも話す。

「マーケティング・テクノロジー・フェア 2013 in 東京」は、2月27日から28日までの2日間、池袋・サンシャインシティコンベンションセンターで行なわれている。なお、「ネット&モバイル通販ソリューションフェア 2013 in 東京 (第6回)」も同時開催され、相互入場できる。

 

参加対象
【下記のような課題・問題点を持つ企業】
マーケティング部門・機能の強化/市場動向のリサーチ/販売促進(売上の拡大)/企業、商品のブランディングの強化/新商品の開発/顧客情報の分析、管理/流通/マーチャンダイジング

【業種】
小売・流通、通販、サービス、エンターテイメント、メーカー、金融、通信、運輸、放送・出版、不動産など全業種

【対象部門】
経営、経営企画、広報宣伝、マーケティング、営業企画/営業、商品企画・開発担当者など

 

   
◆関連サイト
「マーケティング・テクノロジー・フェア 2013 in 東京」公式サイト
http://www.tfm-japan.com/

「ネット&モバイル通販ソリューションフェア 2013 in 東京 (第6回)」公式サイト
http://www.tsuhan-fair.com/

UBMジャパン・グループ公式サイト
http://www.ubmjapan.com/jpn/index.html