南米の食品展へ無料出品者募集

日本貿易振興機構(ジェトロ)は6月25日から28日、ブラジルサンパウロで開催される食品見本市「SIAL BRAZIL2013」にジャパンパビリオンを設置することを発表。出展者募集を開始した。

ブラジルは150万人を超える日系人社会を抱えることや、日系人以外の富裕層・中間層にも日本食ブームが広がっており、日本食品産業にとってポテンシャルが大きく重要な市場となっている。

同展は南米最大の食品見本市であるFISPAL FOOD SERVICEと同時開催され、ブラジルおよび南米の食品市場への参入や販路拡大の場として期待される。

■開催概要

名称:SIAL BRAZIL 2013
会期:2013年6月25日(火曜)~28日(金曜) 13時00分~21時00分
開催地:ブラジル・サンパウロ
会場:エキスポ・センテル・ノルチ見本市会場
主催:BTS FEIRAS, EVENTOS E EDITORA LTDA.
展示面積:62,000平方メートル(FISPAL含む)
出品者数:1,800社(FISPAL含む、主催者発表による2012年実績)
海外出品者数:316社(FISPAL含む、主催者発表による2012年実績)
来場者数:77,000人(FISPAL含む、主催者発表による2012年実績)
開催頻度:毎年

■ジャパンパビリオン概要

主催
ジェトロ・サンパウロ事務所

対象出品物
ブラジルで販売可能な日本国内で生産された食品・飲料・農水産物
なお、ブラジルでの市場性を考慮し以下のテーマ・要件に添うことが望ましい。

・賞味期限6カ月以上のもの
・アルコール飲料(日本酒・焼酎等)
・健康に良いことをアピールできるもの
・ギフトに使用できるもの(お菓子等)
・手軽に本格的な味を楽しめるもの(加工食品等)
・食にアクセントを与えるもの(調味料等)

出品規模
114平方メートル※ただし、今後の主催者との調整および出品者数によって変更の可能性あり

パビリオン構成
展示スペース、商談スペース、倉庫、受付から構成(予定)。なお、いずれも共有スペースであり、出品者の占有スペースは設けない。

出品対象者
日本国内で生産された食品・飲料・農水産物の生産者、卸売業者
※日本企業のブラジル法人・支店、ブラジル内代理店等を含む。

出品条件
(1)原則、申込み時点でブラジル国内に商品在庫(出品物)を有していること。
※ブラジルに商品在庫(出品物)を有していない場合は、事前にご相談ください。
(2)出品者の責任と費用負担において、会場までの出品物の輸送および会期後の搬出、廃棄等が可能なこと。
(3)原則、出品物を展示したうえで担当者が会期中アテンドし、商談や商品紹介をおこなえること。
(4)ジェトロが実施する成果把握のためのアンケートに協力可能なこと。
(5)出品案内書記載の「4.注意事項」について了承していること。

募集定員
8社程度
※定員を上回る場合ジェトロが選定。

出品料
無料

出展申込締切は4月19日。

出展申込みや詳細の確認はジェトロのウェブサイトを参照すること。
 http://www.jetro.go.jp/events/item/20130315218/