会場・食事・機器などMICEプラン提案 ~ シェラトン・グランデ・トーキョーベイ

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは5月24日、ミーティングプランナー向けにホテル内覧会「OPEN HOUSE」を実施した。

内覧会の第1部は本館2階のボードルームでミーティングパッケージプランのプレゼンテーションを行なった。ミーティングの基本サービスをまとめたコンプリートプランと、高付加価値のサービスを加えたエグゼクティブプランを用意。さらに、(1)1人4,000円と6,000円の2種類のオードブルが選べる「ウェルカムレセプション」、(2)連帯感を強め組織力を活性化させる「チームビルディング」、(3)会議力を高める天然の香り「アロマプラン」、(4)心と体を解放させる「ヨガプラン」などの多彩なミーティングを演出する豊富なオプションを紹介した。

また、カラフルな食材を使用した健康的な食事「カラー・プレート」を推進。エネルギーを増加させアクティブなライフスタイルのためにカラフルなフルーツと野菜のメニューを用意している。

第2部では1,605平米の規模をもち最大1,200人収納可能な本館1階のThe Club Fujiでライティングショーを実施。240インチのスクリーンに5,000から1万ANSIルーメンまで輝度が異なるプロジェクターで映像を投影し、その違いを体感できるようにしていた。近年は会議への集中力を高めるために部屋を明るくしたま映像を投影することが多く、高輝度なプロジェクターのニーズがさらに高まっているという。シームレススイッチャーやIpadを利用したプロジェクションマッピングなど、ミーティングに欠かせない映像機器を参加者たちが自ら操作し、機器の性能を確かめていた。

ホワイエでは1人7,500円からのアクア、9,000円のプレアリー、12,000円のビーナスなど予算に応じたメニューを提示していた。

 

第3部は、数人ずつのグループに分かれて、客室や宴会場のインスペクションを行なった。客室、本館12階の中宴会場パークビュー、小宴会場ビスタ/ホライズン、新館2階のオーシャンブルー、新館2階のクリスタルチャペルなどを視察。これまでの開催したイベントの内容やクライアントからのスペシャルな要望など、少人数ならではの情報交換なども行なわれていたようだ。
 
パークビューから見下ろせるTheClub Fujiの天井には、シェラトンのロゴとならんで、くじらが描かれている。難病の子どもの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウイッシュ」の提案で、小児がんと闘った少年が1日総支配人に就任。飛行機からホテルの場所がわかるようにクジラの絵を描いて目印にしたいという少年の提案を実現したもの。この絵はいまも社員たちの手で毎年ペンキを塗りなおされている、といったエピソードなども語られた。

今年開業25周年を迎えた同ホテルは、リニューアルしたウェブサイトやフェイスブック、ツイッターで情報を発信するだけでなく、多くの利用者の意見や情報を収集。ミーティングについてもプランナーの要望に応えるさまざまなプラン・機器・サービスを提案している。
またグループ全体でスターウッドプリファードプランというプログラムを用意。ミーティング・イベントを開催してポイントをためると、無料宿泊やアップグレードなどさまざまな特典と交換できる。

6月25日にはバンケットフェアも開催する。