観光庁、経産省、JNTO、JETROが訪客増へ共同行動計画

6月11日開催された観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)の第2回会合でとりまとめられた、「観光立国実現に向けたアクション-プログラム」にもとづき、観光庁、経済産業省、日本政府観光局(JNTO)、日本貿易振興機構(ジェトロ)の4者による「訪日外国人増加に向けた共同行動計画」を策定された。

今後、4者が有する国内外の有形-無形のリソースを有効に活用した取組みをさらに強化し訪日外国人増加にむけて取り組む。

共同行動計画の概要は以下のとおり、

1.海外での訪日観光促進に関する連携
-観光庁・JNTO作成映像集「Discover the SPIRIT of JAPAN」の放映、活用
-ビジット・ジャパン(在外公館等連携事業、官民連携事業)の案件形成における相互協力
-ジェトロが出展する海外見本市やイベントにおける訪日観光PR

2.クール・ジャパンとビジット・ジャパンの連携による訪日観光促進
-国内及び海外それぞれにおけるクール・ジャパンとビジット・ジャパンの連携
-日本関連コンテンツのローカライズ・プロモーション支援や海外需要開拓支援機構等を通じた各種海外展開への支援等による日本ブランド向上及び観光促進に資する関連コンテンツの継続的海外発信

3.国内の地域資源の海外展開に合わせた訪日観光促進
-ジェトロによる海外販路開拓活動と地域の観光資源の海外PRの一体的な実施促進
-ジェトロ(国内事務所を含む。)とJNTOの共同による観光地域づくり及び観光資源等の発掘

4.ビジット・ジャパンとインベスト・ジャパンの連携による訪日観光促進
-ジェトロが行う観光インフラ関連企業誘致における連携

5.日本を国際的なプラットフォームとする取り組み
-国際的な専門見本市を活用した日本の認知向上
-海外からの撮影隊誘致に積極的な地域の支援等

6.組織間の連携促進のための各種協議体制

詳細は観光庁のウェブサイトを参照のこと。