3展同時開催へ~「ナノ・マイクロ ビジネス展」「ROBOTEC」「OPIE」

メサゴ・メッセフランクフルトは、「ナノ・マイクロ ビジネス展」、「ROBOTEC 次世代ロボット製造技術展」の2展の2014年会期・会場を移し、「OPIE(OPTICS&PHOTONICS International Exhibition)」と合同開催する。

3展は、4月23日から25日の3日間、パシフィコ横浜で行なわれる。

「ナノ・マイクロ ビジネス展」は、1990年に初開催し、微細加工やMEMSの発展とともに成長、センサやジャイロ・光デバイスなどのMEMS分野のほか、医療・バイオに応用されるマイクロ流路、マイクロマシンなど、幅広い分野を対象としている見本市。

「ROBOTEC」は、2010年から同時開催し、センサやアクチュエーターなどのデバイスのほか、画像処理技術や自動制御技術、情報通信技術などIT分野との融合も進め、サービスロボットの実用化、家電製品へのロボット技術導入のプラットフォームを提供。2展は今年186社を集め、7月に東京ビッグサイトで開催した。

一方、「OPIE」は、「レーザーEXPO」や「レンズ設計・製造展」をはじめとするレーザーと光学技術に関する6展を同時開催する総合展示会で、国際会議や特別セミナーなどとの併催で研究者・技術者が集まる。今年は292社が出展し、パシフィコ横浜で4月に開催された。

3展で合同開催することにより、見本市の技術網羅性が大幅に拡大することが予想される。また、広範な業界の技術・製品が一堂に集まり、来場者にとっては効率よく、包括的に情報収集することが可能になる。

合同開催を機に出展料金を改定。低価格帯で設定し、3種類の出展タイプを用意して、ブースの拡大や新規参入を促進する。

出展料金は、タイプA:パッケージブース付き(3m×3m)会員35万7000円・一般37万8000円、タイプB:壁面付きスペース(同)会員28万3500円・一般30万4500円、タイプC:テーブルトップのシンプル出展(2m×2m)会員15万7500円・一般17万8500円。申込締切は、12月20日となっている。

来場者は3展で2万5000人を見込んでいる。

その他、詳細はナノ・マイクロ ビジネス展/ROBOTEC事務局(TEL03-3262-8446)、OPIE事務局(TEL03-3269-3550)まで。