「オーディオ・ホームシアター展」今年からお台場エリアへ

日本オーディオ協会は、7月26日、「オーディオ・ホームシアター展2013」の開催概要を発表。これまで秋葉原で4回開催してきた同展を、今年はお台場エリアに移し、タイム24ビルを借り切って展開する。会期は、10月18日から20日まで。

会場の変更については、3つの課題(第一に、新たな若年層、特に女性層の開発。第二に、出展者負担の軽減。第三に会場統合化による不便解消。)を取り上げ、その対応に取組むためと説明した。

校條亮治会長は、「秋葉原での開催では、若年層開発は大きな進展をみせ、入場者の20歳代が60歳代を3年連続して超えた。初めて来場した新規層も6割に達したが、女性層の開発は、横浜開催時を上回ることができなかった」と補足した。

また、来場者・出展者から「秋葉原は来やすいが、2会場での開催を集約すべき」との声が多く、前回秋葉原UDXアキバスクエアと富士ソフトアキバプラザの2会場による展開に来場者の分散と偏りがあったを明らかにした。なお、会場変更により、出展料金は2割から3割減になったという。

開催コンセプトに「新たな挑戦!ここまで来たオーディオ・ビジュアルの世界」を掲げ、1.オーディオの楽しさを提案、2.オーディオの基本体験機会の提供、3.オーディオの技術啓発を推進、4.参加型展示会を推進をテーマにし、会場を新たに、「進化する展示会」としてスタートする。

出展者は57社・団体。来場者は2万人を見込んでいる。

詳細は、協会内の事務局(TEL03-3448-1206)まで。なお、事務所を移転しており、番号は8月5日からのもの。