BtoB色を強め出展効果拡大へ〜国際ミーティングEXPO

国際ミーティング・エキスポ(IME)の概要が10月7日、東京都内で発表された。企画・運営に加わった日経BP社の発行媒体を活用した来場者誘致活動などが功を奏し、前回開催は過去最多の3197人が来場した。今回は新たな企画や既存企画の改善を行ない、さらなる来場者増加とBtoB色を強めた出展効果拡大を目指す。

12月10日・11日、東京国際フォーラムで「国際ミーティング・エキスポ(IME)」が開催される。開場時間は昨年と異なり、初日が10:30から19:00、2日目は 10:00から17:00となる。97社・団体117小間の規模(10月7日現在)で展開し、来場者は3,500人が見込まれている。

主催は観光庁と日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)、および日本政府観光局(JNTO)、企画・運営は日経BP社。東京商工会議所、日本工学会、日本PCO協会、日本旅行業協会、日本ホテル協会、日本コンベンション事業協会、全国旅行業協会、日本にイベント産業振興協会、日本展示会協会、日本イベントプロデュース協会などの後援が予定されている。

今回のIMEはMICEの認知度を向上させるとともに、国内外のMICE関係者とのビジネスミーティングを創出する場とするため、さまざまな施策が行なわれる。

日経BP社は来場者プロモーションとして、関係者への案内送付や過去来場者や日経BP社のメールマガジン登録者への来場促進メールの配信、公式ウェブサイトでの告知、ウェブサイトへのバナー掲載、海外メディアへの情報発信を行なっている。また、日経ビジネス誌で昨年も行なったMICE特集を今回も実施するなど、同社発行誌合計121.5万部で告知する。

また、今年は新たに学会事務局や旅行代理店、企業ミーティング担当者などに来場促進のテレマーケティングを行ない、複合的なプロモーションの展開で、MICE案件保有者やミーティングプランナー、企業会議担当者などに的を絞り、商談機会に直結した来場者誘致を行なう。また、昨年から導入したビジネスマッチングシステムの機能向上や出展者・来場予定者への告知強化を行ない、商談件数の増加を目指す。

11日の展示会終了後には、今年新たに企画された「IME出展者及びインセンティブショーケースキーパーソン意見交換会」も品川プリンスホテルで開催される。

会場ではブース展示のほか、「インセンティブショーケース商談会」やMICEの戦略的誘致活動をテーマに国内外のキーパーソンが集う「IMEリーダーズシンポジウム(仮称)」、2020年東京五輪誘致で活躍した水野専務理事やMICE関連の著名人が登壇する「基調講演」といった各種セミナーを実施。さらに「JNTO国際会議誘致・開催貢献賞授賞式」、「JNTO国際会議主催者セミナー」、「出展者プレゼンテーション」、「ハッピーアワー」、事前登録者に各出展者提供の景品をプレゼントする「お楽しみ抽選会」などさまざまな関連イベントが開催され、MICEの祭典として業界関係者、MICE主催者が一堂に集う場となる。

詳細についての問合せは同展のウェブサイト(http://expo.nikkeibp.co.jp/ime/exhibit/2013/)を参照するか、事務局(◆03-6811-8081)まで問い合わせること。