家具産地のパビリオンなど出展者の顔ぶれ揃う~IFFT/インテリア ライフスタイル リビング 2013

日本家具産業振興会とメサゴ・メッセフランクフルトは、10月2日、「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング 2013」の最新概要を発表した。

出展規模は、13か国・地域から322社(国内283社・海外39社)が参加、例年より早い段階でブースが完売し満小間での展開となる。会期は11月6日から8日の3日間、東京ビッグサイトの東4・5ホールで開催する。

主催者の日本家具産業振興会・会長の加藤知成氏は、「早々に会場小間が完売したと報告を受け、業界にもやる気に満ちてきた印象がある。2020年の東京オリンピックに向けては『おもてなし』がキーワードになっているが、『おもてなし』には“しつらい”と“振る舞い”の2つの要素がある。家具業界としては、“しつらい”の部分でどれだけ貢献できるか、力を入れていきたい」と語った。

 

 

 

また、メサゴ・メッセフランクフルト・代表取締役社長の梶原靖志氏は、「家具・インテリア関係者との会話に『景気が上向いてきた』、『注文がふえてきている』といった声も聞かれるようになってきた。今回のブース完売には、アベノミクスの影響のほかに、前回の10月開催から例年の11月開催に今回戻ったこと、家具産地からの団体出展があったことが挙げられる」と、理由を分析し、今後さらなる成長をするべくよい見本市づくりをしていきたいと意気込みを述べた。

 

 

 

今回のIFFTでは、飛騨木工連合会から8社・旭川家具工業協同組合から12社と家具産地からの大型出展があるほか、日本モノづくりとデザイン展示、実演やワークショップで構成される「JAPAN STYLE」が1ゾーンとして展開、特別企画では建築家の芦沢啓治氏デレクションによるインテリア素材・造作家具に焦点を当てた「CREATIVE RESOURCE 素材と造作のちから」が昨年に引き続き第二弾として登場するなど、充実した内容で開催される。

また、今回若手支援プログラム「TALENTS/NEXT」を初展開。35歳以下の若手デザイナーによる「商品化前のプロトタイプ」を発表し企業とのビジネスにつなげる場、新進気鋭の若手起業家が「商品化された新規ブランド」を発信し、国内外のマーケットを牽引していく場を設ける。そのほか、初日の開場時間を19時まで延長し、出展ブース・商談エリアをそのまま使用してのカクテルアワーを実施するなど、業界の交流の場としてビジネス直結型の国際見本市としての機能性を高めている。

入場料は2000円(招待状持参者・web来場事前登録者は無料)となっている。

その他、詳細は事務局(TEL03-3262-8443)まで。