たなか旅日記(京都での過ち)中編

とある事情で京都に2度ほど行ってまいりましたので、先々週から「たなか旅日記」をおおくりしております。

2週間前の当メルマガのことなど、皆さんお忘れと思いますが、
国立京都国際会館(ICC Kyoto)、京都文化交流コンベンションビューロー、京都市産業観光局 観光MICE推進室と、京都MICEを牽引する皆さまにお話をおうかがいして参りました。そのもようはこちら。http://www.eventbiz.net/?p=28787(たなか旅日記前編)

着実に日程をこなし、京都の夕焼けを眺めているワタクシ。これから一息ついて懐石料理と日本酒で一日の疲れをいやすと思いきや、熱血記者の仕事はこれでは終わりません。東山から八坂神社を越えテクテク歩くと、北の政所ねねさんが建立した高台寺にたどり着きました。今回の裏(?)テーマはここで行なわれる、海外インセンティブ誘致のためのイベントに参加、取材することでした。

なだらかですが長い石段を登ると、お寺の入り口なのですが、なぜか薄暗く、人の姿もまばら。これからライティングがはじまるのかな?、それぞれが好きな時間に来て、徐々にはじまるのが欧米式のパーティでしたね。と思いつつ、待つこと30分。状況の変わらなさにたまりかねて、近くのお坊さんに「このイベントに来たんですけど」と案内状を見せました。「このイベントはちょっと聞いてないですね。ちょっと待ってください、日付は….」

「来月ですねぇ、コレ」

驚きの3秒後に猛烈な羞恥心に襲われたワタクシは、「近くから来たので、また出直してきます」とよくわからない見栄をはり、できるだけさりげなくその場を離れました。さらに、京都についた直後に湯葉御膳3000円を食し、これ見よがしにフェイスブックに投稿していた自分を思い出し、恥ずかしさが倍増いたしました。

皆さんも出張日程を確認する際には「月」もちゃんとチェックしましょうね!

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そうして1か月経ちました。
再度京都を訪れたワタクシ。同じ過ちを犯すまいと、今回は日付、月、年をダブルチェック。さらに上司、社長が日程を確認。当日の朝には嫁の尋問のような確認作業を経て出発。夕刻、高台寺についた時にコンベンション関係の方に「田中さん」と声をかけていただいた時は一安心でした。

10月11日に開催された、訪日・訪洛外国人を誘致イベント「京の雅」に無事参加することができました。当日は、各国の在日の各国商工会議所や、多くのミーティング・インセンティブ案件をもつファッション産業・自動車産業のグローバル企業の幹部、国内外のイベント・観光・コンベンション産業関係者など139人が参加していました。

和・洋風料理やドリンク、フルートの演奏、白拍子の舞、十二単の気付けショー、雅楽の演奏、能楽、狂言、能面の展示など、日本の伝統文化が織りなす幻想的な時間を体験してきました。

そのもようは11月22日発売予定の「展示会とMICE Vol.10」でご紹介します。

みやこめっせ文具3点セットの締切は11月6日です。奮ってご応募ください。
http://www.eventbiz.net/?p=28983