田中旅日記(沖縄編)「結いまーるで、絆ふかまーる」その2

11月20日から23日に沖縄MICEプロジェクトの取材に行きましたのでそのようすをレポートいたします。

先週はまじめに沖縄コンテンツトレードショーの報告をしたので、ここからは、ただただ沖縄を満喫しているようすをおとどけけします。

さて、朝8:30羽田発の便に乗りますと、午前中に那覇に着いてしまうんですね。出迎えてくれた沖縄観光コンベンションビューローの新本さん曰く
「日帰りで出張に来られる方もいらっしゃいますよ」とのこと。
せっかくの沖縄を仕事だけなんて…、この情報はお蔵入りにいたしましょう。

今回のツアーは海外7グループと国内2グループで行なう視察と、沖縄MICEナイト・チームビルティング・沖縄古民家の宴・MICEコンテンツショーといった全員参加でのイベントを組合せて実施されました。それぞれの市場(バイヤーさん)の要望にマッチしたプログラムが組まれていました。沖縄MICEの魅力と参加者の声を余すところを伝えようと取材意欲旺盛なワタクシは、最初の2日間は国内インセンティブグループとともに、残り2日はシンガポール組に帯同という特別メニューを組んでいただきました。わがまま言ってスイマセン。

そんなわけで、まずは旅行会社の法人担当の方たちを中心で構成された、国内インセンティブグループに合流いたしました。

■とぅばらーま
お腹がぐぅぐぅ音を立てているワタクシ含め一行は、国際通りの「とぅばらーま」で腹ごしらえ。もといインスペクション(視察です。仕事、仕事)。とぅばらーまというのは石垣島(八重山)の民謡で「訪う(とぶらう)」が語源ということです。旅行者にはもってこいの店名ですね。

じーまーみ豆腐やミミガー、ソーキ煮、ジューシー、もずく酢、沖縄そばなど沖縄料理の王道がこれでもかと出てきました。「こんなに食べきれないやあ」と言ったものの完食、他の方からお裾分けもいただいてしまい、出張後の体重増は確定的となりました。ランチメニュー(珊瑚コース)は2000円というお手頃価格で提供しています。

こちらのウリは料理だけでなく、毎晩開催している島唄三線ライブも人気です。250人収容可能なとぅばらーまホール含め420人まで貸切り可能、ステージ・プロジェクター・スクリーンも完備しており、MICEでの利用にも最適でございます。

 

■ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー
続いて、宿泊先でもあるANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューを視察。IHG・ANAホテルズグループジャパンの沖縄地区セールスマネージャー与那嶺さんが施設の紹介をしてくれました。1975年に開業と歴史と格式のあるホテル。2007年からANA全日空ホテルとIHGの共同ブランドの「ANAクランプラザホテル」として営業し今年2月に現在の名称となったそうです。国際通りから徒歩圏内という抜群の立地にある総客室数352室のホテルです。面積738㎡の大宴会場「彩海」は、大型のマルチスクリーンや特殊照明・音響システムを備え、1000人のレセプション、国際会議、展示会などの会場として利用できます。そのほか中小宴会場やバンケットルームもあり、宿泊だけでなくイベント会場として利用できるホテルです。

■首里城
沖縄のランドマークといえば首里城。その歴史と文化を学ぶには欠かせない、FIT(個人旅行)だけでなくMICEにとっても不可欠なスポット。文化と歴史を学べる素敵な場所でございます。訳あって手短な紹介で…

左上)なんといっても首里城は欠かせないスポット。写真は朱色と黄金の装飾が素敵な本殿。ほかに南殿、北殿がありさまざまな展示品が。ちなみに本殿内のトイレの蛇口はシーサーになっております。
右上)タイミングがあえば沖縄伝統舞踊も見れます。写真は祝宴のはじめに踊る「かぎやで風(かじゃでぃふー)」です。
左下)お土産屋のおねえさんも伝統衣装です。

そして沖縄の夜と言えば宴会。まず第一夜は登録有形文化財でもある琉球村で、テーマパーティ「沖縄MICEナイト」でございます。
その沖縄ならではコンテンツ満載で盛り上がったパーティのもようは来週お伝えします。