埼玉で8月、住宅展初開催

トレードショーオーガナイザーズは来年8月9日・10日の2日間、さいたまスーパーアリーナで「埼玉住まいEXPO」を開催することを発表。出展者募集を開始した。

同展は、住宅購入やリフォームを予定している来場者と、住宅建築などの事業者が直接商談する埼玉県内最大級の住宅専門展示会。東京ビックサイトで毎年5月に開催されている朝日住まいづくりフェアの運営事務局を務めるトレードショーオーガナイザーズが、地元の住宅購入予定者に向けた商談会を求める住宅関連企業からの要望に応える形で実現したもので、6月にインテックス大阪で開かれる関西ハウジングフェアに続いての地域展開となる。

実行委員会は12月9日にTKP大宮ビジネスセンターで出展者説明会を実施。さいたまでの開催の経緯について実行委員長の堀正人氏は「朝日住まいづくりフェアに出展した埼玉エリアの出展企業からの、地元の新規施主とのより多く商談機会を得たい、自社ブランドおよび商品・サービスの強みを訴求をしたい、地元開催により地域活性化に貢献したいという要望や、埼玉エリアからの来場者の、埼玉県内の住宅会社を一度に比較検討したい、地元密着型の安心して頼める会社を探したい、という声に応えるため」と語った。

事務局では初年度の開催規模を出展者約100社・団体、来場者数は8000人を見込んでいる。

出展料金は1小間(3.0×3.0m)30万円(税別)などとなっている。第一次出展申込締切は来年3月14日となっている。

また、説明会では出展効果を向上させるための特別セミナーとして、スリーシーズ代表取締役で顧客開拓研究家の畑中康彦氏が「新規顧客を獲得するための展示会活用術」について講演。500社にのぼる営業支援の経験から得た新規開拓成功のためのヒントや、展示会出展を成功させるまてのポイントをわかりやすく解説した。