追い風受けてMICE推進へ~日本PCO協会新年会~


日本PCO協会(JAPCO)は1月22日、東京・新宿のリーガロイヤルホテル東京で「JAPCO新年会2014」を開催。会員やMICE関係者など約80人が出席した。
 代表幹事を務める日本コンベンションサービス代表取締役社長の近浪弘武氏は開会の挨拶で、韓国MICEエキスポの出展や、伊勢志摩でのサマーセミナー、つながりのIT勉強会など、協会の積極的な活動について紹介。また閣議決定された「日本再興戦略」や「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」にMICE推進が組み込まれたことなどの行政の積極的な取組みや、東京オリンピック・パラリンピックの招致成功などをMICE業界への追い風とし、さらなる発展のために会員や業界関係者の協力体制づくりを呼びかけた。
来賓の日本政府観光局理事の神保憲二氏は、「MICE推進施策の成果が出はじめてきており、その流れをさらに発展させるために訪日外国人受入体勢の強化、や航空便増加への働きかけを進めたい。また、五輪開催にむけた施設の増築・新設計画が着実に進むように、協力していきたい」と抱負を述べた。
また、新入会員のエムティーアイ、エスパシオホテルコンチネンタル、入会後初参加のアーバン・コネクションズ、アドゲイプロモーションの代表者たちが登壇し、事業紹介や協会への要望などを語った。会場ではゲーム大会も開催され、名刺獲得数や新年会の出席回数、誕生日、くじ引きなどさまざまな項目で選ばれた当選者に、副代表幹事のバイリンガル・グループの郷農彬子取締役社長から豪華な景品が手渡された。
中締めは副代表幹事のセントラルコンベンションサービスの宇佐美克之代表取締役社長が務め、会は盛況のうちに終幕となった。