ちば国際コンベンションビューローは2月18日、イオンモール幕張新都心内のイオンホールで「平成25年度会員交流会を開催。賛助会員はじめ約120人が参加した。
開会にあたり、ちば国際コンベンションビューロー代表理事の髙栁哲男氏が主催者を代表して挨拶。「昨年は4月に公益財団法人化し、7月に170人を集めたちばMICEサロンの開催、10月は国際キワニス年次総会の誘致ときっかけとなったIMEXアメリカへの参加、年末には国際ミーティング・エキスポに共同で出展したほか、国際会議誘致開催貢献賞を受賞した」と昨年の活動を振り返った。また、今後の海外都市との厳しい誘致競争に打ち勝つために、2名のスタッフを増員することを明らかにしたほか、賛助会員はじめ業界関係者の協力を呼びかけた。
国土交通省観光庁の内田浩行MICE担当参事官は「昨年は初めて海外からの観光客が1,000万人を突破。今後2,000万人の高みをめざすなかで、MICEはますます重要な役割を果たす。阿部政権の日本再興戦略のなかにMICEについて書かれたことなど施策ができあがり、いまは実行段階に入った。そのなかで各地のビューローやJNTOが中心的役割を果たす。イオンモール幕張新都心をはじめ、国際空港、メッセ会場、ディズニーランドなど 豊富な資源をもつ千葉は世界からMICEを呼べる都市だと思う」と述べた。
。
日本コングレス・コンベンション・ビューロー会長で参議院議員の猪口邦子氏は「参議院の予算委員会のなかで、外国人旅行者を増加させて日本に友好的な感情をもってもらうことインバウンドの強化こそが、安倍首相が推進している積極的平和主義の代表例だという議論があった。このようにMICEは国際平和に寄与する。20世紀は巨大な多国籍企業が世界を動かしてきた時代だったが、多くの会社が協同していく21世紀には、ネットワーキングをすること各社の総合的な力を発揮させるMICEの時代になるのではないか」と語った。
交流会では、新たに賛助会員となった(株)丹青社、アイグローバル(株)、(株)光和千葉支店、石栄建物(株)、(一財)千葉県まちづくり公社、成田ゲートウェイホテル(株)、(株)フォーシーズ、(株)GREEN TOMATOを含め、各会員が情報交換などを行なった。また会場では10社・団体が出展し、それぞれ事業のPRを行なった。また、視察に訪れていた国際キワニスのコンベンションマネージャーのサラ・ヘイデン氏も出席し、日本の関係者たちと親交を深めていた。
左)新規賛助会員のあいさつ 右)会場となったイオンモールの紹介ビデオも上映
左)国際キワニスのサラ・ヘイデン氏 右)JNTO理事の神保憲二氏
左)乾杯の音頭は千葉県商工労働部次長の濱本憲一氏 右)10社・団体の出展も
交流会ではビューロー25年の歴史を振り返る一幕も
ちば国際コンベンションビューローのロゴの入ったクッキーと、キリン提供のプラズマ乳酸菌の水が、参加者へのお土産として配られた。