メイキング オブ 宮古島最新MICEガイド その2 市長とかりゆし?

念には念を、ということで先週金曜日、2月21日に「展示会とMICE」Vol.11が発売になりました。今回は112ページと盛りだくさんの内容となっています。毎年特集しているブースデザインとイベントツール紹介に加えて、宮古島・沖縄MICE情報をドドッとまとめて掲載。もちろんページ数だけでなく内容も充実。気合が入っております。

そこで最新刊のさらなる販売増を願ってやまないワタクシが、制作のようすをお伝えします。第2回は2ページ目の宮古島の下地市長のメッセージです。

“市の組織を統括・代表し、また、事務を管理し執行する首長であり…” とにかく市長は偉い方なのです。しかしここは堅苦しいスーツではなく、宮古島の温かさ、おもてなしを表すために、「ぜひとも沖縄のかりゆしウェアで写真を」と出発前にこちらから熱望しておりました。関係者の方からカジュアルな服装はOKということだったのですが、なにやらモゴモゴと。

現地に着いて理由がわかりました。宮古島は冬でも20℃を超すことがあり温かいと思っていたのですが、当日は曇り時々雨、気温も10℃を超える程度で、風が吹くとうす寒いくらいでした。さすがに我々がジャケットを着ているなか、市のトップに半袖を着せて外で撮影というわけにも行きません。しかし、ご多忙のなかに庁舎の外で撮影をさせていただきました。

インタビューは下地市長の人柄もあり、終始和やかなムード行なわれました。まっさきにお話してくれたのは、オトーリというお酒の飲み方。順番にスピーチをした後にお酒を飲み干しすという宴会のお作法です。これが一巡すると初対面の人でもすっかりうち解ける宮古島自慢のコミュニケーションなのです。

そんな市長は。「宮古島のいちばんの財産は人の温かさと笑顔」とみずから満面の笑みで話してくれました。そこで、われわれ撮影班は島中をめぐって島民の笑顔を集めに行くことになりました。そのもようは次回おとどけします。(田中)
 

左)満面の笑顔の下地市長 右)大・中・小のオトーリカップを用いて、宮古島流のコミュニケーションをわかりやすく説明(まずはお酒を飲むこと(?))