香港送客2ケタ増へ協力呼びかけ ~香港政府観光局感謝の夕べ

香港政府観光局は3月31日、 シャングリ・ラ・ホテル 東京で「香港政府観光局感謝の夕べ」を開き、旅行会社・観光関連メディアから約180人が出席した。

開会に際して、オーストラリア観光局から昨年10月に香港政府観光局日本局長に就任した堀和典氏が挨拶。昨年は香港への渡航者数が106万人と前年減ったものの、後半3か月と今年初めが大きく伸びたこともあり、今年の2ケタ成長を見込むこと。また日本への旅客数が75万人と相互のバランスが良く、安定的な航空座席供給量と安心して渡航できる2国間関係などをアピールした。また、メディアと連携した需要喚起と、旅行会社と協力した送客など、香港への旅行客増へむけて、参加者にさらなる協力を呼びかけた。

また香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部の主席代表サリー・ウォン氏も挨拶し、700万人の人口に対して、5400万人の旅行者があり、香港にとっての観光の重要性を強調。また、経済・文化的な交流など日本との友好的関係の継続へ意欲をみせた。

乾杯の挨拶は日本旅行業協会の吉川勝久氏が務め、「もっとも日本に近く欧米の雰囲気を楽しめる香港は日本にとって重要なディスティネーションでありつづけている。さらに発地と着地のニーズをマッチするのが私たちの務め」とさらなる発展への意気込みを語った。

会場では、瞬時に役者の隈取(お面)が変わる変面ショーや、ペアで香港旅行が当たる抽選会なども行なわれ、参加者たちは大いに盛り上がっていた。