京都国際会館の映画「メタボリズムをこえて」上映会

4月27日、国立京都国際会館会議場ルームAで、同施設をテーマにドイツ人監督が撮影したドキュメンタリー映画「メタボリズムをこえて(原題:Beyond Metabolism)」のジャパン・プレミア上映会が開催される。

同作品は昨年冬に来日したフォルカー・ザッテル氏とシュテファニー・ガウス氏のプロジェクトをもとに映像化したもの。1966年に開館し、1997年に京都議定書の採択の場となった国立京都国際会館の現代の意義を、映像を通して再検証・再検討したドキュメンタリー。今年2月にベルリン国際映画祭で初上映された。

今回のイベントでは上映会のほかに、両監督が語る作品の趣旨や、「歴史を目撃した未来への文化遺産―国立京都国際会館をめぐって」と題した座談会、建築家とインテリアデザイナーによる館内ツアーが企画されている。

入場は無料、申込みは不要で先着200人までとなっている。

詳細については国立京都国際会館(TEL:075-705-1218/Email:com@icckyoto.or.jp)まで問い合わせること。

■開催概要■
日 時:2014年4月27日(日)13:30~17:30 (13:00 開場)
会 場:国立京都国際会館 会議場 Room A
入 場:無料、申込不要で当日先着 200 名
主 催:公益財団法人国立京都国際会館、Goethe-Institut Villa Kamogawa
後 援:大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、京都市
協 力:京都市交通局
助 成:German Films、AG Kurzfilm

■開催概要■
●挨拶 (公財)国立京都国際会館 木下 博夫館長
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 マルクス・ヘルニヒ館長
●第一部 作品の趣旨について
フォルカー・ザッテル、シュテファニー・ガウス(映画監督)※日本語通訳付
●第二部 『メタボリズムをこえて』作品上映 (約 40 分)
●第三部 座談会『歴史を目撃した未来への文化遺産―国立京都国際会館をめぐって』
※日本語通訳付
コーディネーター:  松隈  洋(京都工芸繊維大学 教授)
参加者:    フォルカー・ザッテル(映画監督)
シュテファニー・ガウス(映画監督)
山本 敬則(大谷研究室 代表取締役)
松本 哲夫(剣持デザイン研究所 代表取締役)
●第四部 建築家とインテリアデザイナーによる館内ツアー
建築コース、インテリアコース各先着 30 名