田中旅日記 ぬまづ編

先日「ふじのくに千本松フォーラム(プラサヴェルデ)」の全館開業に先立ち、内覧会と利用者説明会に行ってまいりました。
(内覧会のもようはこちら)http://www.eventbiz.net/?p=31034

内覧会につづいて沼津と三島のエクスカーションを体験(あくまで仕事でございます)
アフターMICEに最適なスポットをご紹介したいと思います。

まずは、日本にここだけしかないというシーラカンスミュージアム「沼津港深海水族館」でございます。沼津港のある駿河湾は最深部が 2,500m日本でもっとも深い湾であることから、深海に特化した水族館をつくったということです。館内は深海と浅い海の生物を比較して展示していて、深海魚の不思議な生態がよくわかります。

ちなみに深海魚は黒、白(透明)そして赤い色が多いそうです。保護色という観点から黒と白はわかるのですが、赤も実は深海で光が届きにくくなると保護色になるそうです。金目鯛が赤いのもそういうことなんだそうです。金目鯛が深海魚とは、釣りをしない人にはわかりませんよね。

深海魚と並ぶ目玉は当然シーラカンス。はるか古代シーラカンス全盛期(?)には、世界中に生きていたそうなんですが、原始的なその体では氷河期やらさまざまな環境変化についていけなかったらしく、

深海魚のことならなんでも知っている石垣館長

唯一生き残ったのは、環境が変わりにくい深海にすんだシーラカンスだけだったため、深海魚となったということのようです。

それでなぜ、沼津港深海水族館が日本で唯一シーラカンスが見れる水族館かというと、ワシントン条約で持ち出し禁止になるまでに3対のはく製と2体の冷凍保存を輸入したのがここだからなんです。

ちなみにシーラカンスの脳はたった5g、脳の大きさと賢さは関連しないとはいえ、これはあまりにも少ないのでは。写真のはなみずみたいなので5gの彼の脳味噌です。そのほかにももっとたくさんのウンチクを石垣幸二館長が教えてくれますよ。

そうそう、なぜMICEべニューかというと、館内でパーティが開催できるんですね。ここは。

 

左)まんなかの鼻水みたいなのが脳みそです。

さて、2か所目は伊豆フルーツランドです。

こちらは2013年1月にオープンした新しい施設。いちご狩り体験だけでなくメロン・みかん狩りも可能。つまり一年中なにかしらを刈れるという、刈好きには申し分ないMICEスポットなんです。そのほかチーズケーキ工房、えびせんべい工場見学などもできますし、お土産もバッチリです。また、1000席のレストランも併設しているので、パーティもできます。
説明してくれたのは営業部営業課の青山大介さん。

  

そして最後は三島大社の正式参拝体験です。三嶋大社の神職が正式参拝の作法を教えてくれます。神様へのご挨拶の作法である、二礼二拍手一拝の意味とやり方を教わって、大人のマナー(?)を身につけましょう。日本文化の体験はMICEのグループツアーにもってこい!

三島大社は桜の名所としても有名。ワタクシがおうかがいした当日は例年より開花が遅かったこともあり、まだこれからでしたが、後日ビューローの方から写真を送っていただいたのでそちらもご覧ください。
いろいろな種類の桜があるので、長い期間桜が楽しめます。