ケルンメッセは9月16日から21日の6日間、ドイツのケルンメッセ会場で写真・イメージング分野の見本市「フォトキナ ワールド・オブ・イメージング2014」を開催する。
同展は2年に1回開催され、世界各国の主要メーカーが新製品発表を行なうなど、最新技術やトレンドの情報発信の場となっている。前回開催には73か国6000人以上のジャーナリストを含む、166か国から18万5000人が来場。業界関係者のうち42%が海外からの参加と世界中の注目を集める。
今回の開催については、すでに展示面積の80%が申込み済みとなっており、最終的には40か国から1000社の出展が見込まれている。
会場は、カメラ・レンズなどの機器の「キャプチャー・ユア・ワールド」、照明やフラッシュ、三脚の「ライトアップ・ユア・ワールド」、保存や接続、転送に関する「シェア・ユア・ワールド」、入力や編集、加工の「クリエイト・ユア・ワールド」、仕上げ、印刷、表現などの「ショウ・ユア・ワールド」など5つのゾーンに分けて展示される。
注目されるテーマはアクションカメラ、動画撮影、インターネット接続の3点。製品の展示紹介だけでなく、業界の最新動向の講義、撮影技術のレクチャー、ビジネス成功に向けたセミナー、プロ・アマ向けのワークショップなどさまざまなプログラムが企画されている。
1839年に銀板写真が発明されて175周年。その変遷をたどる記念展示も実施。歴史と新機軸が同居するイベントとなりそうだ。
出展申込みや問合せはケルンメッセ(03-5793-7770)まで。