【レポート】MICE体験プログラム「魔術学園入学試験」
草川工業(株)MICE&DMC名古屋は6月3日、大田区産業プラザPiO・小展示ホールで、チームビルディングやエンターテインメントコンテンツとして活用できるプログラム「魔術学園入学試験」の招待講演を実施。旅行会社やイベント事業者などから約30人が参加、イリュージョンと謎解きゲームが合体した、コンテンツを体験した。
開会に先立ちDMC沖縄の徳田氏とMICE&DMC名古屋の柳原氏が、各DMCの取組みの紹介やDMCジャパンネットワークとしての活動を紹介した。
続いてマジシャンのMr.Masakiが、参加者を壇上に招いたトランプマジックや胴体切断のイリュージョン、軽妙なトークで場を温めた。
魔術学園入学試験では、魔導師に扮したスタッフから与えられた数々のお題に参加者4~5人1チームで挑むもの。漢字やパズル、暗号、図面、魔法実技(?)などさまざまなタイプの謎を解くには、参加者のそれぞれの得意分野を活かすことや、チームワーク、効率的な段取り、リーダーシップが必要なプログラムとなっている。面識のなかった参加者も謎解きに取り組むうちにすぐに打ち解け合い、意見を言い合ったり、指示をしたりと力を合わせて難問に挑んだ。最後の謎「月が太陽を覆うとき・・・」を解いたの6チームのうち1チームのみ。謎を解きマジシャンを見つけ出したメンバーには、成績優秀者証明書が贈られた。
謎解きゲームとイリュージョンショーを組み合わせた「魔術学園入学試験」は、名古屋のホテルでランチと組み合わせたショーとして活用例があるほか、法人旅行時のエクスカーションプログラムとしても活用が期待されている。
体験終了後に参加者たちは、費用面や導入時の注意点を担当者に質問をするなど、自身が夢中になった同プログラムの導入にむけて前向きな姿勢を示していた。