みなとみらい新MICE施設の概要明らかに

横浜市は8月29日、「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業実施方針」を公表した。

同事業は、MICE市場規模の世界的拡大や横浜での開催需要に対応するため、横浜市のMICE拠点施設であるパシフィコ横浜の隣接地(みなとみらい21中央地区20街区)に、MICE施設をPFIとして新設するもの。今後、同事業の設計・建設、維持管理を実施する民間事業者の選定を行なう。

今回は今年12月の入札公告に先立ち、事業の実施方針等を公表し、民間事業者からの質問及び意見を募集。あわせて9月9日に説明会・現地見学会を実施する。

実施方針によると、みなとみらい21中央地区20街区の敷地面積約22,000㎡に、整備する施設は、多目的ホール約1万m2、会議室貸室面積約6,500m2㎡、荷捌き駐車場等約2万m2、そのほかホテルなどMICE機能の補完機能は別途に民間収益事業として実施する。

民間収益事業を除く施設の設計・建設事業の期間は2016~19年度となっている。また、施設の維持管理事業は2020~30年度とし、建設事業とは別に業者の選定を行なう。

詳細については横浜市文化観光局のウェブサイト(http://www.city.yokohama.lg.jp/bunka/outline/press/20140829press.html)を参照すること。