東京ビッグサイトで11月12日から14日の3日間、日本能率協会が主催する「第36回Japan Home & Building Show2014」と、同協会と日本インテリアファブリックス協会が合同で主催する「第33回JAPANTEX2014」が、「ホーム・ビル&インテリアWEEK」の名称のもと同時開催される。
東1ホールを使用するJAPANTEXは、“窓装飾と暮らしを彩るインテリア”をテーマに、出展企業約200社、500小間の規模で開催する。
セミナー、トークショー、イベント、出展者プレゼンテーションのほか、国内外関連企業やインテリアデザインコンペの優秀作品などを展示する「ウィンドートリートメントスペシャルゾーン」や特別講演、「第1回日装連次世代フォーラム」、「第7回、第8回部屋mite投稿大賞入賞作品展示」、「インテリアのプロが選ぶお薦め商材コンテスト」、「テキスタイルで東北支援」、「伝統の表層技術をインテリアに」など多様な企画が用意されている。
実行委員長の西田武司氏は会見で「昨年は東ホールを一つにつなぐことで、来場者から見やすいとの評価が高かった。今年はこれまで以上に情報発信を充実させ、ホーム・ビル&インテリアWEEK全体で来場者数4万人を目指す」と語った
東2から3ホールで展開するJapan Home & Building Showは「ここからはじまる2020年~新しい暮らしと住まいのために~」をテーマに展開し、第36回ジャパンホームショー、第2回スマートハウス・エコハウス展、第9回ふるさと建材・家具見本市の合計で、500社が出展し780小間の規模で予定されている。
今年の企画は、価値観が多様化するなか自分らしい家づくりをかなえる「○○(まるまる)な暮らし:HAPPYになれる住まいづくり」、「第17回木材活用コンクール受賞作品パネル展示」、「HEADベストセレクション賞受賞作品展示コーナー」、「DIY女子部 会場内視察ツアー(仮称)」など
開催にあたり主催者代表である日本能率協会の吉田正氏は「3年目となるJAPANTEXとの合同開催は、幅広い情報が得られるメリットなどにより高く評価されている。東京オリンピックを控え省エネ基準適合住宅の義務化など節目となる今年、住宅・建築業界の進む道を提案する催しに進化させたい」と抱負を述べた。
会期中に東6ホールで開催される、快適なトイレ環境を創造する「トイレ産業展」と掃除・清掃ビジネスが一堂に会する清掃技術展示会「クリーンEXPO2014」とも相互入場が可能になっており、さらなる集客効果向上を図る。