沖縄MICEレポート「そのうちに、うちなー」 その2  出展ブースレポート

10月30日に実施された沖縄MICEコンテンツショーの展示商談会には、県内のホテルや観光施設などが47社・団体が出展し、国内外の157人のバイヤーやメディアと商談を行ないました。

 

前田産業ホテルズ
個の力を組織の力に変えるチームビルディングプログラム「表現塾@やんばる」は、“個と組織の関係性と役割”、“心のベクトルを合わせる”をテーマに、ワークショップやアクティビティ、エンターテインメントなどを行なう。現代版組踊り体験や沖縄の伝統的な木造帆船フーカキサバニ体験など、地域の資源を活かしたプログラムを提供する。

沖縄美ら海水族館
魚類最大種のジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ世界最大級の大水槽「黒潮の海」をバックに歓談を楽しむ「MICE パーティプラン」を提供。10月から2月の閉館後に利用することができ、立食100人、着席70人が利用できる。会場使用料は50人36万2,050円から。(平成26年11月現在)


沖縄コングレ
日本最大手のコングレが2003年に設立した地元企業。コングレのノウハウ、ネットワーク、人材を活用し、国際会議、医学会、展示会の企画、誘致、運営、管理をサポートする。米州開発銀行沖縄総会や島嶼観光政策フォーラム、太平洋島サミットなど豊富な実績を誇る。

 

OKINAWAフルーツらんど
亜熱帯のフルーツ、蝶、鳥が楽しめるトロピカルテーマパーク。ステージ付きで650席が設置できる2号館のほか合計1200席の施設を利用して、会議、総会、ライブ、パーティも実施できる。安里屋のサーターアンダーギーなど、ここでしか手に入らないお菓子も豊富だ。

 

沖縄科学技術大学院大学
5年一貫制の博士課程をもつ大学院大学で、教員と学生の半数以上が外国人で英語による教育と研究を行なっている。同大学では496人を収容し10m の大型スクリーンを備える講堂のほか、セミナールームを貸出している。2015年には多目的ホールも完成する。

 

ヒルトン沖縄北谷リゾート
今年7月に開業した346室を備える沖縄本島中部のホテル。人気の商業施設アメリカンビレッジには徒歩で行ける。400人収容可能な宴会場や5つの会場で、会議、企業イベント、セミナー展示会などさまざまな用途に利用できる。今回の視察ツアーでも宿泊先となり、MICE関係者によるインスペクションを実施した。

 

沖縄コンベンションセンター
展示棟は空、劇場棟は洞、会議場 A 棟は海、同 B 棟は蓮をデザインしたユニークなデザインの MICE 施設。展示場は着席1200人、立食1500人が収納可能な県内最大級のパーティ会場としても利用できる。ビーチや劇場、体育館、野球場などが隣接しており、大型の企業イベントにも対応できる。

 

ラグーナガーデンホテル
沖縄コンベンションセンターに隣接するホテルで、1,000㎡の宴会場はマルチスクリーンなどの映像・照明・音響設備をもち、パーティや会議、各種セレモニーが開催されている。プールサイドやビーチでのパーティは開放感あふれる沖縄らしいレセプションが楽しめる。

 

琉球ガラス村
手づくりガラス工房、ショップ、レストラン、美術館を備える。独特の風合いの琉球ガラスは、今回のコンテンツトレードショーのほか、NAHA マラソンなど多くのイベントの記念品に採用されている。近日公開される、ヴェネツィアのガラスアーティスト土田康彦氏とのコラボ作品にも注目が集まる。

 

神村酒造
古酒守禮などが人気の老舗泡盛メーカー。明治15年の創業以来泡盛をつくり続けている酒蔵で、500年以上におよぶ泡盛の歴史や製造工程、工場見学のほか、酒蔵での泡盛パーティや三線・エイサーのライブも実施できる。また泡盛のプロをパーティ会場に派遣する「蔵人ケータリング」のサービスも提供する。

 

ユインチホテル南城
旧厚生年金休暇センターを2009年にタピック沖縄が継承し、ウェルネスリゾートとして開業した。3万5,000㎡の広大な敷地に、天然温泉、プール、各種スポーツ施設と、最大500人の立食パーティに対応する大宴会場「希望」のほか、大小8つの宴会場を備える。南城市のプログラム「ヒーリングMICE」を提供、研修やパーティ、チームビルディングを実施でき、心とからだを癒す。

 

ホテル日航アリビラ

名称のアリビラはスペイン語のAlivio(くつろぎ)とVilla(別荘)を組み合わせた言葉。沖縄の自然とスパニッシュコロニアル風の外観と、美しい空間インテリアが好評。エコフレンドリー。6月に20周年を迎えライトアップやスターウォッチングツアーなど記念企画を実施中。