50周年記念特別展がスタート ~科学技術館~

 


科学技術館は8月8日(土)から30日(日)まで、「くらしの技術⇔50年 『大・展望展』 」を展示・イベントホールで開催している。
同展は、科学技術館開館50周年を記念した夏休み特別展。展示ゾーンは、「50年の大冒険者たち」、「クルマの都(クルマ)」、「木もれびキッチン(食)」、「テレコミ湖(コミュニケーション)」、「レジンの館(材料)」で、テーマに沿った実機や体験型の展示を行なっている。
日本のモノづくりや産業技術の進歩を巡る内容で、産業技術の変遷を社会・文化との関わりを考えてこれまでの50年を振り返り、いまどこにいるのか、これからどこに進もうとしているのか、これからの50年を来館者をはじめ多くの方とともに考える特別展となっている。
その他、「だいてんぼう広場」では実演・ワークショップ・トークショーなど参加型のイベントを実施し、多彩な企画を用意している。
詳細は、https://industry50.jsf.or.jp/まで。

前日に実施した内覧会では、野依良治館長が「開館から半世紀経った。2020年には東京オリンピック・パラリンピックが近づいてきていることもあり、本館創立の精神に立ち返って、再び子供たちの心に火を灯し、青少年の情熱をかき立てていきたい。今求められているのは、未来をどのようにつくっていくのかであり、若者たちを支援する大きな責任を背負っている」と語った。その後、川端達夫・衆議院副議長、日本電信電話の藤原弘道・代表取締役副社長が来賓挨拶した。