横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)は8月19日、CSR活動の一環として、横浜市教育委員会主催の「子どもアドベンチャー2015」に初めて参画した。
同社は、パシフィコ横浜アネックスホールで会議場の仕事を楽しく学べる体験型イベント「会議場の舞台裏に潜入~会議を支えるプロの仕事を楽しく学ぼう!~」を開催。このイベントは、MICE業界の仕事を広く多くの人に知ってもらうことを目的として、将来を担う子どもたちに向けた体験学習プログラムを初めて企画したもの。
イベント当日は「設営の授業」、「音響の授業」、「照明の授業」、「映像の授業」、「まとめの授業、会議本番に挑戦」、「修了証の授与式」と学校の授業と同じ形式で進められた。授業では、プロが使用する音響や照明機材など、会議場の現場で実際に使われている機材に直接触れて会議の仕事を体験することができたことから、会議場の舞台裏を知る貴重な経験となった。
参加した子どもたちは、「音響の授業では普段、自分で出すことができない声を出したことや、照明やカメラ機器などあまり触れることができないものを使うことができてとても楽しかった」と満足そうに感想を述べた。
子どもアドベンチャーは、横浜市内の小・中学生等を対象に、キャリア教育の視点から「働く」ことや、さまざまな社会体験を通じた「人との交流」の機会を提供するイベント。また、さまざまな体験を通して、子どもの夢を親子で語りあうなど、親子の触れ合いのきっかけづくりを図ることも目的としている。