地域創生とイベントを考える~イベント学会第18回研究大会 イベントサロン2015 名古屋~

 

イベント学会は2015年10月20日、「イベント学会第18回研究大会 イベントサロン2015 名古屋」を、ミッドランドホールで開催する。

イベント学会は、イベント研究の推進と諸科学横断的な討議・交流の場づくりを目指すもので、第18回のテーマは“地域創生とイベント”。「地方」でなく「地域(エリア)」なのは、小さなコミュニティから市町村、都道府県、大きな経済圏、日本、そしてアジアといった身近な地域から広域なエリアまでを対象として、地域創生に果たすイベントの役割を考えるためだ。

基調講演ではイベント学会会長の堺屋太一氏による「日本に楽しみを!再び万国博覧会を!」が講演されるほか、研究発表では黒川大輔氏(愛知大学 地域政策学部4年)・新井野洋一氏(愛知大学 地域政策学部)による 「イベント業への就職の課題 ~インターンシップ体験を通じて~」や、博報堂の岡本岳大氏・山下納帆美氏による「人に来てもらうイベントから、人を送り込むイベントへ 」など多数の発表が行なわれる。

また、研究会の発表では福井昌平氏(政策提言『東北復興博覧会』研究会座長)による「東北の創造的復興と持続可能な地域創生に資する、博覧会的事業の提案」、萩裕美子氏(スタジアムイベント研究会座長) や橋爪紳也氏(大阪府立大学21世紀科学研究機構 教授)らによる「「スタジアムイベント研究会」政策提言シンポジウム 」が発表される。

今回は「エコドライブジャパン2015」との同時開催となっており、両イベントの代表者によるパネルディスカッションが行なわれるほか、イベント関連業界のコミュニケーションの場としても期待が寄せられる。

詳細はイベント学会公式ホームページまで。