沖縄MICEの魅力をPR 「沖縄MICEコンテンツトレードショー」を開催


沖縄MICEの魅力をPR
沖縄MICEコンテンツトレードショー

沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは10月21日に8回目となる「沖縄MICEコンテンツトレードショー2015」を沖縄コンベンションセンターで開催した。沖縄県内のホテルや観光施設、会議施設運営企業、団体などMICE関連企業60社が出展し、国内外からのバイヤーに沖縄の魅力をアピールした。

沖縄コンベンションビューローの平良朝敬会長は、「沖縄県は1年を通じて温暖な気候で、独自の歴史文化を持つリゾートディスティネーションである。東アジアにおいて地理的に恵まれた場所に位置し、日本本土と21路線、海外とは台湾、韓国、中国との間で13路線が就航しており、年間700万人を超えるお客さまにお越しいただいている。今回のトレードショーでは、沖縄でのMICEの開催を全力でサポートする県内60社が出展しているので、ぜひ多くの方々と情報交換していただき、沖縄の魅力を感じ、沖縄でのMICE開催に結び付けていただきたい。」と開会の挨拶をした。

同ショーでは、MICEを沖縄で開催するにあたり、沖縄らしさを訴求した内容であるとともに国際的にも汎用性が高く、沖縄の魅力やイメージを海外の方にわかりやすく紹介したコンテンツに対して賞を贈る「沖縄MICEコンテンツコンテスト」を開催。今回は、日本政府観光局(JNTO)特別賞に「作るから、残す・育てるへ 未来への懸け橋プロジェクト」を紹介した、いちまりんが受賞した。無人島で宝探しを行なうチームビルディングのコンテンツで、同社の屋良朝仁代表は「賞に恥じない内容のあるコンテンツの運営にスタッフ一同取り組んでいく」と意気込みを述べた。

同トレードショーは10月20日から23日の日程で実施された、沖縄のMICEブランドを確立し新たな需要喚起とMICE誘致の促進を目的とした「沖縄MICEプロジェクト2015」の一部。国内のほか、台湾、香港、上海、北京、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアの9地域からバイヤーや学会関係者、メディアなど126人を招聘し、南城市にあるガンガラーの谷での「MICEナイト」をはじめ、読谷村の“Gala青い海”と世界遺産である“座喜味城跡”でのMICE実証実験イベント「読谷山(ゆんたんざ)ナイト」、ビーチでのチームビルディングなど多彩な沖縄MICEの魅力を紹介した。