2016展示会動向 前年比2.6%増の582件開催~新規展は47件~


 小社発行の「2016見本市展示会総合ハンドブック」(2015年12月25日発行)によると、2016年に開催する展示会は、全国で582件(アンケート回答のあった件数)。
同誌の2015年度版では567件であったのに対し2.6%増となり、2014年度からは約16%増となった。
業種別の開催件数では、「ファッション・革製品」、「食品・飲料」、「住宅・ビル設備・建材」などの項目が増え消費財関連が6.6%増となったが、生産財関連では隔年開催のIGAS(国際総合印刷機材展)が未開催年にあたるため「印刷・製版・紙加工機械」の項目が減り1.5%減となった。
新規に開催する展示会は昨年とほぼ同じ件数の47件。「住宅・ビル設備・建材(6件)」、「機械要素・部品・工業材料(4件)」、「IT・情報処理・オフィス機器(4件)」、「環境・エネルギー(4件)」、「海洋・航空・交通(3件)」、「病院・医療(3件)」、「食品・飲料(3件)」などの業種で、より的を絞った展示会の細分化や地方展開により、昨年同様、新規展の増加が続いた。
会場別開催件数は東京での増加が頭打ちとなった一方、大阪の伸びが著しく、インテックス大阪では昨年比で約34%増加している。(見本市展示会通信2016/01/15号より)