福岡市と福岡コンベンションセンターは4月1日、マリンメッセ福岡、福岡国際センター、福岡国際会議場、福岡サンパレスホテル&ホールの4施設全館とその周辺を含むコンベンションゾーンで、無料Wi-Fiサービスを開始した。これにより各施設内のすべての会議室や諸室、ロビー、展示室などでWi-Fiを利用できるようになり、さらに各施設間をつなぐ屋外エリアでもサービス提供エリアとなった。
今回のWi-Fi環境の特徴は、エリアごとに複数のアクセスポイントを設置し、利用者の数や干渉デバイスの状況に応じてリアルタイムに最適な無線環境を提供するための調整機能がある。また、セキュリティ面も考慮し、端末間での通信やインターネット接続を行なうためのアンチウィルス機能などにも対応。さらに、エリア毎のWi-FiサービスのON/OFFなどイベントや利用用途に応じた運用も可能となっている。対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語。
福岡コンベンションセンターでは、「主催者はもちろん、ご来場されるお客さまが、より快適で便利に施設をご利用いただける」としている。
→「見本市展示会通信」第728号 2016年4月15日発刊 より一部抜粋