【全国MICEインタビュー】Vol.8 和歌山

和歌山
和歌山県観光連盟は“自然・歴史・文化とともにあるコンベンション”を目指す。
MICE誘致の際アピールポイントとしてよく言われる「交通の便」。しかし、アクセスの良さを除いたところに真の価値を見いだせるのでは、と 同連盟は“時間をかけて行くからこそ価値がわかる”コンベンションを提案する。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の高野山や那智の滝、熊野三山などはミシュラングリーンガイドジャポンにおいて「わざわざ旅行する価値がある」と三ツ星評価を受けている。
参詣道の維持・修復を行なう保全活動は世界遺産の修復に携わる貴重な体験として企業のCSR活動にも活用されている。また、弘法大師空海が密教の道場を開かれて1,200年を迎えた高野山では、「天空の聖地高野山」として高野山大学でのコンベンション開催のほか、世界遺産である寺院への宿泊、阿字観体験や写経体験など、ここでしかできないMICEメニューの提案を行ない、誘致に力を入れている。

→季刊誌「EventBiz(イベントビズ) Vol.2」より抜粋

2015年12月9日・10日に開催した「第25回国際ミーティング・エキスポ」(IME2015)の取材記事より

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