京都文化交流コンベンションビューローは、共同出展者を前回の10社から13社へと増やし、よりチームとして一体感のある京都MICEのPRを行なった。
なかでも注目を集めていたのが舞妓さんとの撮影イベント。非日常の体験で来場者の心を掴んだ。同ビューローの松井良彰氏は「京都ならではの豊富な資源を活用し、古き良き伝統とMICEを掛け合わせることで、新たなチャンス・価値を生み出し、世界に“KYOTO”の存在感を示したい」と話す。
世界遺産の二条城の中で行なうMICEイベントや、町屋での着付けや生け花といった伝統体験は参加者の感動を呼ぶという。
これからの活動として松井氏は「誘致のクオリティ向上およびデータベースの構築、分析、ノウハウの蓄積に注力し、具体的な目標として、国際会議協会(ICCA)の都市ランキングでは、2014年の世界順位50位外から大きくジャンプアップし35位を目指す。国際会議の内容を充実させ、開催回数も増やし“MICE都市京都”を盛り上げたい」と意気込みを語った。
→季刊誌「EventBiz(イベントビズ) Vol.2」より抜粋
2015年12月9日・10日に開催した「第25回国際ミーティング・エキスポ」(IME2015)の取材記事より
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