―将来について、どのような目標や展望をお持ちですか
池澤 前職で培った経験と前向きに挑戦する姿勢で、今後はイベントだけにとどまらずTVやCMといったメディアを有効活用し、さらに大きなフィールドで顧客の要望に応えていきたいです。それと、デジタル化が急速に進む現代だからこそ社内外を問わず人との接触を大事にし、広告代理に必要な知識を蓄えると同時に、口コミから生まれるような「生きたイベントの熱気」をより多くの人に伝えていければと思います。
水嶋 まずはプロとして確かなクオリティを提供していきたいですね。今はイベントや映像やウェブなどの制作が簡単にできる時代だと思っているのですが、それは同時に質の低下にもつながりかねない。たとえば一般の方がスマホで撮った映像をアップするだけでも、楽しい映像コンテンツとして成り立ってしまう。けれどやっぱりプロの映像と比較するとクオリティは雲泥の差で、楽しさの先にある感動を与えることはできない。そのラインを差別化するためにも、われわれがプロとして常に高い水準を意識しなくてはいけません。
もう少し将来的な話だと、文化や話題性を発信する第一人者になりたいです。たとえばイベント情報の発信ひとつとっても、TVや新聞での告知記事からインフルエンサーによるSNSでの拡散といったようにどんどん変わっていて、しかもその流れが徐々に早くなっている。少し前まで話題だったプロジェクションマッピングも新鮮さに欠けて、今やVR(バーチャルリアリティ)に移っている。じゃあ次は何が来るのかと聞かれたときに、自分が最先端を発信できるようになっていたいんです。そのため、日ごろから常にアンテナを張っていようと心がけています。
田中 全国に人材をしっかり確保できるようにしたいです。その上で、スタッフ個々の特技・技能・個性をいかした業種の細分化も考えています。スタッフには働きやすい現場提供と、ベテランが新人育成につながる環境も考慮しつつ、顧客のニーズに応えていきたいと思います。
山本 私は何よりもまず、自分の仕事で地元の栃木を盛り上げて、栃木も会社も大きく発展させていきたいと考えています。3年後には「栃木で有名なイベント事業部の山本」になるという夢があります。夢の実現のためにも、今はひたすらに経験を積んでいくつもりです。
―ありがとうございました。皆さんのますますの活躍に期待しています