宿泊施設のマッチングサービスを提供するAirbnb(日本語名:エアビーアンドビー)はブラジル サンパウロ時間の7月11日、リオ五輪会期中にリオデジャネイロ在住ホストが55,000人以上の宿泊客を受け入れる予定であることを発表した。
当該期間中、最も多いのはブラジル国内からの予約で、現時点(7月15日)で49 %を占める。次いでアメリカ、アルゼンチン、イギリス、フランスが続く。
今回、Airbnbを初めて利用するゲストは60%に達する。予約先は人気のあるエリアが過半数を占めているものの、一般的な観光地から外れたエリアにも予約が入っており、2015年の同期間を比較すると、利用者は42倍に増える予定。また、1予約あたりの平均宿泊料金は1泊約170米ドルとなっている。
さらに、今回初めて宿泊予約を獲得したホストは全体の62%に相当。
Airbnbが2012年にブラジルに進出した当初は登録件数3,500件からのスタートだったが、現在リオデジャネイロの登録掲載数は約35,000件で、直近3ヶ月間で33%増加。首都別でみるとニューヨーク、ロンドン、パリに次ぐ世界第4位にランクインしている。
リオ五輪の公式宿泊サービス提供企業(正式名称:Official Alternative Accommodation Service)であるAirbnb。今後の活躍にも期待したい。