科学技術で社会に貢献する島津製作所は、10月12日から10月15日まで東京ビッグサイトで行なわれた「2016年国際航空宇宙展」に出展した。
「高い技術力をアピールするには絶好の場でした」と語るのは、航空機器事業部事業企画部の外池浩樹主任。
ブース内では性能・信頼性向上に貢献するASTM規格対応試験機システムやさまざまな研究用途へ広がる光脳機能イメージング装置、潜熱を利用した省エネ熱輸送システムなど数々の展示がされており、注目を集めていた。また、防衛相や機体会社をはじめとした顧客に限り、現在開発中のヘルメット・マウンテッド・ディスプレイを体験することが可能で、好評を博した。
外池氏は今回の出展について、「4年に1度の国際航空宇宙展はわれわれにとって多くの顧客や来場者と出会うことができる、とても重要な展示会であり、気合を入れて臨んでいます。航空機のような多額の費用がかかる商品はその場ですぐに商談がまとまるわけではありませんが、今回の出展で興味を持っていただけた方に、今後も島津の技術力をアピールし続けていきたいです」と語り、今後へのひたむきな姿勢を見せた。
【展示会データ】
名称:2016年国際航空宇宙展
会期:10月12日(水)~15日(土)
会場:東京ビッグサイト