映像コンテンツ制作や映像演出を手掛けるタケナカの長崎英樹・専務取締役は12月6日、東京ビッグサイトで開催した「テーマパークEXPO 2016」でセミナーを実施した。
セミナーのテーマは“映像演出が奏でる集客の為の空間性と演出の重要性”で、最新の演出事例やトレンドを多数取り上げた。
同社が得意とするプロジェクションマッピング演出から得られた知見を披露し、長崎氏は「今や“プロジェクションマッピング”という言葉のブームは終焉した。しかし実施件数は未だに多く、やれることもまだまだ多い」と話した。
最近の動向として、大型の映像演出が小型化・常設化し屋内での利用が増えたことに加え、地方でのプロジェクションマッピング利用が活発になっているという。
セミナー後半では、映像で集客する上でのヒントを事例や動画とともに紹介・解説し、“感心させるテクニカル”と“気持ちに訴える共感”の要素が必要であるとした。
セミナー参加者は「わかりやすく、大変ためになった」と好評で、講演終了後も情報交換のため長い行列ができていた。
- 展示会データ
- 名称:テーマパークEXPO 2016
- 会期:12月6日~8日
- 会場:東京ビッグサイト