香港貿易発展局は1月9日から12日の4日間、香港会議展覧センター(香港コンベンション&エキシビション・センター)で、第8回「香港ベビー用品フェア」、第43回「香港玩具&ゲームフェア」、第17回「香港文具フェア」の3展を同時開催する。
今年で43回目となる「香港玩具&ゲームフェア」は、玩具やゲーム関連ではアジア最大規模の開催で、41カ国・地域から約2000社が出展予定で、昨年は121カ国・地域から4万5000人が来場した。国際色豊かな展示会として定評があり、欧州などの玩具の安全に関するセミナーを開催するなど、世界から情報が集結する。
近年の香港の玩具市場の傾向は、ARやVR関連製品、ドローンなどが増加、子供の成長に悪影響を与えるとの懸念から電子製品が伸び悩む一方、従来型の玩具の需要が戻りつつある。健康器具や脳をトレーニングするゲームなど高齢者に向けた玩具も好調で、中国で「一人っ子政策」が廃止されたことから、中国本土向けの需要も期待できるという。
香港貿易発展局は年間40本以上の国際展示会・会議を開催。日本市場が頭打ちの産業が多い中、海外へ活路を見いだすために有効な香港の展示会への出展や来場誘致に注力し、サポートを行っている。詳細や問合せは香港貿易発展局(◆03-5210-5850)まで。
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