ディスプレイ業界からも受賞~KAIKA Awards 2016~

日本能率協会は2月7日、マンダリンオリエンタルホテル東京で「KAIKA Awards 2016」表彰式を開催した。

日本能率協会・中村正巳会長

表彰式の冒頭の挨拶で日本能率協会の中村正巳会長は、「小会の山口範雄前会長が創立70周年の記念の際に、“個の成長、組織の活性化、組織の社会性、この3つを同時に実現する現代版の三方良し”の考えを提言させていただきました。そして、この考え方に賛同し、実践してくれている企業を表彰させていただこうということでKAIKA Awardsがスタートしました」と述べた。

今回で3回目を迎えた同表彰制度は、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを行っている取り組みを称えるもの。2016年度は公募による応募企業・組織のなかから審査委員会(委員長:国連グローバル・コンパクト ボードメンバー:富士ゼロックス イグゼクティブ・アドバイザー有馬利男氏)の審議を経て決定された。

今年度の受賞は以下の通り。


▽KAIKA大賞


株式会社 千代田設備

『若手技能者を育成する21世紀の取り組み』

リベラル株式会社

『【福祉】としてではなく【戦力】としての雇用

~知的障がい者が“職人”になる~』


▽KAIKA賞


株式会社 丹青社

『人づくりプロジェクト 自ら育ち、共に育ち続ける組織・場づくりの実践』

日産自動車 株式会社

『奥会津・EV移動販売車プロジェクト』

株式会社 日立システムズ

『日立システムズWayによる継続的なブランド価値向上の取り組み
~満足と感動をもたらす新たな価値を創造しステークホルダーから選ばれる日立システムズをめざして~』

明豊ファシリティワークス株式会社

『建設業界における発注者支援事業“=コンストラクション・マネジメント(CM)”を我が国に定着させる経営課題への取り組み』


▽特別賞


いわき生徒会長サミット(事務局:いわき市教育委員会、福島県)

大野農園 株式会社(福島県)

復幸まちづくり女川合同会社(宮城県)


▽特選紹介事例(テーマの重要性、取り組み方のユニークさ等において特筆すべき活動を贈賞とは別に選出)


株式会社 竹中工務店

『“竹中技術研究所研修生制度”を通じた、人づくりと建築・まちづくりによる社会貢献』

帝人 株式会社

『One Teijin Award』

とやま観光未来創造塾事務局(富山県観光課内)

『とやま観光未来創造塾』


 

同表彰では、受賞者によるパネルインタビューのほか、懇親会も行われ、各社が交流を深めることでネットワークを広げる良い機会になった。