22年ぶりの日本開催が決定
~パシフィコ横浜で国際計測連合第23回世界大会を開催~

横浜

昨年9月にブダペストで開催されたIMEKO*(国際計測連合)理事会で、横浜と杭州(中国)が競合するなか、2021年に開催される国際計測連合第23回世界大会の開催場所がパシフィコ横浜に決定した。

同大会は世界各国から計測技術の専門家が集まる会議で、日本での開催は1999年に大阪で開催されて以来22年ぶりとなる。
横浜市と横浜観光コンベンション・ビューロー、パシフィコ横浜が日本政府観光局(JNTO)と連携し、計測自動制御学会*と誘致活動を行い今回の誘致に成功。日本側主催者である計測自動制御学会IMEKO委員会をはじめとする関係者の熱意と若い研究者の育成などの今後のビジョンと、横浜が国際会議場、ホテル、ショッピングなどの施設がコンパクトにまとまっていることや、横浜への交通アクセスの利便性・安全性などが高く評価されたことが誘致成功の要因となった。

【大会の概要】
■ 名 称   :国際計測連合 第23回世界大会
■ 開催時期  :2021年
■ 会 場   :パシフィコ横浜
■ 参加予定人数:800人(うち海外から400人)

<補足>
※IMEKO(International Measurement Confederation)について
IMEKOは計測技術の発展に寄与する世界40ヶ国の計測機関・学会の非政府系連合組織。約60年の歴史を有し、事務局をハンガリーのブダペストに置く。
※(公社)計測自動制御学会について
計測工学、制御工学、システム工学の研究者・技術者を中心とする専門家集団。関連する学術の進歩・発展を図り、文化の向上ならびに産業の発展に寄与することを目的としている。