「2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)」は11月15日から17日までの3日間、幕張メッセで開催される。主催は電子情報技術産業協会。
同展は2017年から2019年の3年間を一つのスパンとし、コンテンツの制作・伝送・体験の技術要素を網羅した〝メディア総合イベント〞を目指す。出展部門は、プロオーディオ部門、
映像表現/プロライティング部門、映像制作/放送関連機材部門、ICT/クロスメディア部門に分かれる。
3月2日に出展募集説明会と業界動向セミナーを開催し、映像・放送業界に詳しい3人を講師に招いた。
セミナーでは制作(石川幸宏氏/映像ジャーナリスト)・伝送(塚本幹夫氏/メディアストラテジスト)・体験(江口靖二氏/デジタルメディアコンサルタント)の各視点から講演を行い、最新の業界動向やテクノロジートレンドを多く紹介した。
日本エレクトロニクスショー協会・Inter BEEプロジェクトマネージャーの石崎芳典氏は「2019年から2020年で東京の展示会が開催できないといわれている昨今、Inter BEEについては2019年までの具体的な会期日程を決定した」と話し、今回を含めた3年間は安定的に開催できることを強調した。