エグゼクティブ特化の会議室が八重洲に開業~フクラシア~

貸し会議室・レンタルスペース事業のマックスパートは今年6月、東京駅八重洲口前に「フクラシア八重洲(東京)」をオープンする。施設のコンセプトは〝Priority meeting〞。

フクラシア八重洲 石川朋哉氏
石川 朋哉 氏

国内外・広域から集まるメンバーや多忙なエグゼクティブとのコミュニケーションに特化した施設で、全17室からなり最も広いROOM Aは200㎡。130㎡のROOMが4室あるほか、45〜90㎡の部屋も複数ある。アンバサダーサロンやウェイトラウンジを大きくとっているため会議の合間にくつろぐことができ、パーティや展示などにも使用が可能。無人貸会議室システムを使っているため、WEBで予約から開錠までを受付を通さず行なえる点も特徴だ。今後は利用者にコーヒーや軽食を無料で提供するカウンターも設置予定。

石川朋哉フクラシア事業部長は、同社がホテル事業で培ったホスピタリティを強調するとともに「空き部屋を貸す会議室とは出発点からして違っていて、テナントとして運営しエンドユーザの満足を追求している。開業にあたってロンドンなど五輪開催都市を視察し、いかに日本の会議文化が遅れているかを実感した」と語り、観光需要が増している日本においてMICE競争に乗り遅れないようにしていきたいとした。今年の秋ごろには東京・丸の内近郊での展開も予定しているとのこと。