ドイツ工作機械工業協会は9月18日から23日までの6日間、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で最新工作機械のBtoB商談展示会「EMO 2017」を開催するにあたり、4月4日に東京・経団連会館でプレスカンファレンスを開いた。
同協会のヴィルフリート・シェーファー専務理事(=写真右から2人目)は同展の特徴に優れた〝国際性〞を挙げ、3月半ばの時点で世界約110カ国から1953の出展者が決まっていることを明らかにした。2013年に開催された前回展では2131社・団体が5万5000㎡の規模で出展したが、これを大きく上回るペースだという。地域別の来場者数を見ると、前回は総来場者数14万3000人のうち41%はドイツ国外からで、アジアからは2200人が参加し、日本からの来場者は1600人だった。シェーファー氏は「開催地であるハノーバーは工作機械におけるイノベーションのショーケースであり、前回は出展者の45%が最新の革新的技術を紹介した。日本の専門業界からも多くが来場し、世界の最新情報を入手してほしい」と語る。