【新社長インタビュー】
国内シェアNO.1を目指して新たなスタート①
(株)キヌガワ 代表取締役社長 衣川 正一 氏

ディスプレイ・サイン資材商社の「キヌガワ」は4月1日から代表取締役社長に衣川正一氏が就任し、新たなスタートを切った。そこで就任にあたっての抱負や将来展望を聞いた。

――どのようなビジネスを展開していますか

当社はディスプレイ資材や看板資材、システムパネルの販売・施工を行っており、その売上比率は看板サイン資材関連65%、ディスプレイ資材関連35%という内訳です。
順調に成長し企業規模は現在、グループ全体で社員数170人、営業拠点は14店舗になりました。店舗は東京の4店舗をはじめ、名古屋から西日本方面に多く点在し、昨年は金沢と大分に出店しました。
われわれのサービスを全国に届けたいと考えており、今後はさらに関東・東北方面への出店を積極的に展開する構えです。近いうちに仙台、札幌、新潟、静岡への出店を計画しています。

――主力商品である最近の表具紙などの景況感はいかがでしょう

今年は新しく表具紙のカタログをリリースするのですが、インクジェットプリンターの台頭により表具紙自体の売り上げはなかなか伸びません。業界において職人の減少も影響しております。そのような事情も鑑みまして、弊社ではイベント用のKSシートシリーズに石目調シートを今年からカタログに入れております。また、ヨーロッパで流行しているオーガニック素材もカタログ化し、デザイナー様の選択肢をより多く広げる営業を展開しております。

環境対応については以前から取組んでおり、環境設計シートを使用した緻密な計算で商品開発に活かしています。また、グリーンポイントを採用することで、展示会・イベント業界における環境対応の姿勢をアピールしています。この制度はパンチカーペットの発注数をポイント換算して、NPO法人に植林を依頼し、お客様名義の植林証明書を発行する制度として喜ばれています。

 

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