――現在のディスプレイ・サイン業界について、どのように捉えていますか
皆さんご存じのマッピングやサイネージのように、ここ数年サイン看板が映像に切り替わってきました。将来的にさらに案内看板や広告もデジタル化すると予想されますので、我々も映像関連の商材を充実させていきます。
映像コンテンツや映像機材を充実させさらなる感動空間の演出を目指していきたいです。例えば昼はラッピング、夜はマッピングなど、時と場所の変化に応じたビジネスが展開できると良いですね。
また、最近はイルミネーションも活性化していると思います。以前はクリスマス限定と考えられていたイルミネーションも、今や全国各地のいろいろなイベントに採用されています。当社では毎年、東京のベルギー大使館で内覧会を行っていますが、ヨーロッパで流行する色が入ってきますので、皆さんに最新のトレンドをご紹介しています。
――社長就任後の抱負と今後の展望をお聞かせください
まずはお客さまを今まで以上に大事にすること。これを念頭に置いてサービスの向上を図り、お客さまの求める事を素早くキャッチしフィードバックする。これを所信表明として就任早々、社員に伝えました。
そして今後の目標は、国内シェア№1を目指して、2020年までに、まず100億円まで売上を伸ばしたいです。そのためにもさらなる進化が必要で、私も経営者として勉強に磨きをかけていきたい。
さらに、アプリの充実も視野に入れています。携帯やスマホを見て育った世代が社会の中心になってくるので、それに合わせたマテリアルを提供しなければならないかと。とはいえ私は自分が出来ないことを社員に押しつけてもダメだと思うので、自分が取組んでみて出来る、出来ないの判断をしたい。これからのデジタル社会の進化に合わせて、社内の誰よりも先にデジタル化を率先して取組んで行きたいと思います。
――ありがとうございました