セールス組織アウトソーシングや、モバイルアクセサリーの企画・製造、デジタルサイネージ環境の提供などの事業を手がけるオールは、6月7日から9日にかけて開催された「Interop Tokyo 2017」に出展し、さまざまな種類のLEDビジョンを紹介した。同社の扱うLEDビジョンは屋内と屋外どちらでも対応が可能で、屋内用は0.9から10.4㎜、屋外用は5.2から20.4㎜のピッチサイズを幅広く揃えている。
今回、Instagram連携デジタルサイネージのリリースに合わせ、PRのために出展を行った。これはInstagramを簡単に連携できるサイネージシステムで、投稿者がアプリにアップロードを行うと、自動的にサイネージに反映される。
ほかにも同社は特殊な形のLEDビジョンの販売を手がけており、S字・円形を簡単に作り上げられる曲面LEDビジョンや、キューブ型、床面型などがある。
特に床面型のインタラクティブフロアタイプは、天井にセンサーを搭載している従来のものとは違い、床にセンサーを備えている。そのため今までは人にセンサーが反応するまで数秒ブランクがあったが、これを解消した製品となっている。既に美術館などでの導入が予定されている。
今回併せて展示した透明LEDビジョンはメッシュタイプで、背景が透けて見えるという特長を持っている。アパレルのショーウィンドウやガラス壁があるショッピングモール、ホテルなどでの活躍が期待される。また、合った形が見つからなかった場合はオーダーメイドも可能。今後は国内を中心に事業を展開していく構えだという。