メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンは6月7日、ホテルニューオータニ(東京・千代田区)で「デュッセルCLUB」を開催し、金属産業展 統括部長F・ケーラー氏が新動向や体制、新たに開催のイベントについて最新情報を紹介した。
「wire」は電線・ケーブルの製造加工の機械装置がテーマとなる見本市で、今年の12月にイランのテヘランで開催が決定した。
F・ケーラー氏は、「イランではさまざまな産業がブームとなっているため、いち早く自分たちのプレゼンスを示すことができ、それに伴ってイランのパートナーを見つけられたのは大変嬉しいことだと思っている」と話した。
また「Tube」は管材を製造・加工するための機械、加えて管財の販売や交換に関わる見本市で、今年の11月「FABTECH2017」として初のアメリカ・シカゴへの進出となる。
「VALVE WORLDEXPO」は産業用のバルブ・弁の見本市で、日本の出展者やスポンサーシップも多い。中国でもこの見本市のニーズが高まっているほか、同社は海外での展開を推進しており、次はブラジルでの展開を検討している。
ケーラー氏は、「日本での開催も可能ではないかと話しており、日本で開催する準備は充分にできていると考えている」と話した。
今後、このようなサテライト見本市としての海外での開催については、対象となる国の需要をみながら、新しい見本市の追加や、削除、開催場所の変更などを随時行っていく構えだ。
さらに、ドイツ・メッセデュッセルドルフ見本市会場について、ホール1とホール2の2つのホールを解体し、新たに無柱空間であるNewホール1の建設を発表した。これは2019年の秋にオープン予定。
その他、詳細はメッセ・デュッセルドルフ・ジャパンWEBサイト(https://www.messe-dus.co.jp/home/)まで。