新商品とともに看板製品をPR ~サンワ・アイ

大阪と東京、姫路で事業を展開するサンワ・アイは、ねじなどといった締結部品の専門商社で、標準規格品や特殊加工品、輸入品なども取り扱っている。
第一営業部の近藤氏は「私たちの強みは、30から40の協力企業と連携しており、また自社で切削加工が行えるため、多様なニーズに応えられるところです」と話す。

同社は毎年「日本 ものづくり ワールド」と「名古屋 ものづくり ワールド」に出展するなど、積極的に活動している。今回は「日本 ものづくり ワールド」内の機械要素技術展に出展した。

サンワ・アイ ブース出展の目的は、新商品と看板製品のPRだという。シール座金“Series” は15年の歴史をもつロングセラー商品で、ゴムパッキンがボルトのネジ部に深く入り込み、液体だけでなく気体の漏洩を防ぐ。そのため油を利用するエンジンや空圧器などにも活用されている。

また、今回新製品として発表した弛み止めつきのボルト・ナット・座金“ActiveX”はシンプルな形状で高い弛み止め機能を実現させた製品で、ほかにもリユース性に優れ、コストダウンが可能という特長も持っている。ボルト単体で弛み止め効果を持つ製品は珍しく、来場者から多くの注目が集まっていた。

〈展示会データ〉
展示会:「 日本 ものづくりワールド」
機械要素技術展
会 期:6月21日~ 23日
会 場:東京ビッグサイト